イゲ知事、ハワイ州の病院切迫で住民、観光客に不要な旅行を控えるよう要請

水曜日より屋内で10人、屋外で25人を超える全イベント、中止へ

イゲ知事、ハワイ州の病院切迫で住民、観光客に不要な旅行を控えるよう要請

ハワイ・ツーリズム・オーソリティより緊急のプレスリリースが出ましたので、こちらに翻訳して掲載します。

デービッド・イゲ知事は本日、ハワイの住民と訪問者に、現在州の医療施設と資源に負担をかけているCOVID-19症例の最近の急増により、不要不急の旅行を2021年10月末まで延期するよう求めました。

イゲ知事は本日、次にようにメディアブリーフィングで述べました。

「病院は定員に達し、ICUの病床は満員になりつつあります。今はハワイへの旅行は良い時期ではありません。COVIDの症例数に大きな変化が見られるまでには、6週間から7週間かかります。今旅行するのは危険な時期です。居住者も訪問者も同様に、すべての人が旅行を重要なビジネス活動のみに減らす必要があります。」

イゲ知事

ハワイ観光局のジョン・デ・フライス社長兼最高経営責任者（CEO）は、例年秋になるとそうであるように、観光客の到着は全体的にすでに減少し始めているが、ハワイへの旅行を延期することを検討すべきだと述べました。

「私たちのコミュニティ、住民、訪問者業界は、この危機に対処するために協力する責任があります」とDeFries氏は述べています。 「そのため、今は旅行するのに適切な時期ではないことを訪問者に強くお勧めします。旅行は10月末まで延期する必要があります。」

ジョン・デ・フライス社長兼最高経営責任者（CEO）

衛生局の局長であるエリザベス・チャー博士は、現在の状況の緊急性を強調した。

「現在のCOVID症例の急増は、主にコミュニティの広がりによるものであり、その後、居住者が海外のホットスポット地域に飛んで、COVIDを家庭やコミュニティに持ち帰っています。このまま状況が変わらなければ、私たちの医療制度は機能不全に陥り、観光客を含むあらゆる種類の病気、怪我、状態の医療を必要とする人々は、必要な治療をすぐに受けることが難しいと感じるかもしれません。」

エリザベス・チャー博士

ということです。

現在、オアフ島も人の集まりの人数が制限され、水曜日から屋内で10人、屋外で25人を超えるイベントはすべてキャンセルとなります。

もう、夏休みも終わりのため、少しずつワイキキも観光客が減ってきているようです。