カウアイ島のレストラン2軒、観光客の店内飲食を禁止
マスクをしていない観光客も
今日も、ハワイのコロナウイルス関連最新ニュースをお伝えします。
カウアイ島のノースショアにあるレストラン2軒は、州の渡航前検査プログラムで到着した観光客に、店内飲食サービスを提供しない旨を、ソーシャルメディアで告知しました。
プリンスヴィルのSaenz Ohana Breakfastは金曜日に、観光客がオンラインでのテイクアウト注文のみを許可し、地元の州IDを持つ居住者のみが店内での飲食を許可すると投稿しました。
「訪問者の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、現在私たちは、開業する準備ができていません。(私たちの)計画は、私たちの地域を観光客の安全に保つことです。そうすることで、地元の人々は、COVID陽性であるかどうかにかかわらず、観光客で混雑することなく安全に食事をすることができます。 」
Saenz Ohana Breakfast
Lighthouse Bistroの常連客も土曜日に、施設の入り口に貼られた手書きの看板をソーシャルメディアに投稿しました。
「Attention Bistroにお越しの方へ。隔離していない旅行者は入店できません。 14日間の隔離後に来ていただければ、大歓迎です。」
Lighthouse Bistro
彼らの投稿に対するコミュニティの反応は分かれており、ハワイの観光に依存する経済の再開と公安のニーズとの間のバランスをとる際に、州と郡の役人が直面する困難を浮き彫りにしました。
Hawaii Quarantine Kapu Breakersの共同創設者であるAngela Keen氏は、州の住民から、一部の観光客がマスクを着用していない、社会的距離を保っていない、または集会を避けていない、と聞いたと述べました。
「場合によっては、観光客が冒とく的で卑猥なジェスチャーをしているという報告があり、対立がありました。州は、監視対象の検疫施設で、検査を受けていない乗客を隔離する必要があります。観光客はまた、ハワイで彼らに期待される公安要件について教育を受けて渡航する必要があります。」
Angela Keen
乗客のスクリーニングが強化されたとしても、ハワイの一部の人々は、米国の観光業の復活がCOVID-19症例の急増につながる可能性があることを恐れています。米国のコロナウイルスによる死亡者数は日曜日に219,000人を超えました。