圧倒的にローカルのお客さんが多いカイムキのお店「カフェ・デライト」は、日本人オーナー「カホ」さんが経営するお店。リピート率100%という脅威のお店。小さいお店なのですが、地元の人たちに人気が高いカフェなんです。ここでは、ケーキやサンドイッチなどの他に、南米ペルー料理も出す一味違ったカフェ。なぜかというと、カホさんのご主人様がペルー出身だからです。
お店は昨年6月にオープン。以前からパンも自分で焼くなど、自分の食べたいものを作るのがモットーの彼女。そのスタイルが、カフェデライトにも反映されています。お店はこじんまりとして、快適な空間。料理はカホさん1人で切り盛りしています。オーダーが入ってから作るので、新鮮な状態で出てきます。
2回に分けて一通り食べてきました。まず一番に目に入ってきたのは「クロワッサン」。カホさん手作りのもので、これを目当てに来るお客さんも多いとか。香ばしい匂いがプンプンとし、外はパリッと、中はモチモチ感があります。
そのクロワッサンを使った「クロワッサンサンドイッチ」($5.50)。卵焼きとチーズとプロシュートハムを挟んだシンプルなものですが、これがまた美味しい!プロシュートはオーダーが入ってから切るので新鮮。そして卵にもこだわっています。ワイマナロで作られている日本の卵「ワイマナTKG」を使用。きれいな黄色に仕上がります。
日替わりのお弁当も出しているのですが、この日は「角煮弁当」($9)。数に限りがありますので、すぐに売り切れてしまいます。美味しそうでしょう?
さてここからがペルー料理。「ロモ・サルタド」($10.50) は、ペルーの炒め物。サーロインのお肉とトマト、玉ねぎなどをフレンチフライと一緒に炒めたもの。日本人の口に合う味です。
「パパ・ア・ラ・ファンカイナ」($9) は、ベークドポテトのペルー式チーズソースがけ。ペルーは、ジャガイモをよく使うようです。ホクホクのポテトをまったりとしたチーズソースでいただきます。
こちら「サルチパパ」($5) はさらにシンプルな一品。ソーセージとフレンチフライを一緒にしたもの。イギリスの「フィッシュ&チップス」に似ていますよね。
さて、最後にスイーツのご紹介です。ここのケーキは日本式のため、シュークリームもスフレチーズも甘すぎず、適度の甘さを維持。粉は日本から取り寄せています。既にお腹がいっぱいになっていた私ですが、あまりのルックスに取り憑かれ、即買い。シュークリームの生クリームとカスタードクリームの滑らかさ、そしてチーズケーキのふわふわ感に魅了されました。かほさんが、一つ一つ丁寧に手で作ります。
ストロベリーロール($4) とモカロール($4) も人気のスイーツ。砂糖の量を微妙に調整しながら、一本ずつ手作業で作ります。スポンジ部分はしっとりとしていて、きめの細かい食感が味わえます。
モカロールは、コーヒー味のクリームを中にいれ、外の生地にはヴェローナのチョコレートバターで練ったもの。一度食べると病みつきになります。この日、日本人観光客のファミリーもカフェで食事をしており、このモカロールを食べていらっしゃいました。
いかがでしたか? 友人の中にもこのお店が好きな人が多く、私もリピーターになりつつあります。今プーコ一押しのお店!場所ですが、少々わかりにくいかと・・・ ワイアラエ通りをワイキキ方面から向かって行くと右側に「タイムズ」スーパーマーケットがあります。タイムズは実は地下っぽところにあるんですが、カフェ・デライトは5th Ave. 側の1F。小さな階段があるので、下に降りるとあります。
カフェ・デライト
3221 Waialae Ave. Honolulu, HI 96816
電話:(808) 737-0500
営業時間:火〜金曜日の7AM~3PM
公式サイト:www.cafedelighthi.com/