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コロナウイルス・パンデミック下における飛行機利用

5月のデルタ航空便日本-ホノルル間渡航をレポート

先日、ハワイアン航空のコロナ禍における新しいルール導入が発表されました。

まだハワイは、日本など海外渡航者への検疫解除は発表していません。しかし今後解除された場合、ハワイ旅行を計画している方々に、先月日本からホノルルに帰国したときに体験した航空機利用の際のアドバイスや情報などをお伝えしたいと思います(*ただし、規制・ルール、情報は常に変わる可能性があります。予め、ご理解ください)。

ホノルルから成田へ

3月末に、日本にどうしても帰らなければならない事情があり、大韓航空で帰国しました。今現在は、ホノルル-成田便は飛んでいません。再開は7月からのようです。

ホノルル空港の大韓航空機(コリアンエアー)
ホノルル空港の大韓航空機

ホノルル空港には、各所にハンドサニタイザーが設置されています。

ホノルル空港に設置されているハンドサニタイザー
ホノルル空港に設置されているハンドサニタイザー

ほとんど使いませんでしたが、使い捨て手袋もカバンに入れていました。

使い捨て手袋

いよいよホノルルへ戻る便

ここからは、ホノルルへの帰国便です。現在も直行便は飛んでいませんが、仕事があるため、アメリカ本土経由で戻ってきました。もちろん、ホノルル空港入国日から、14日間の隔離に入ります。

帰りは羽田発でした。空港内に入ると、人が大変少なく、ガランとしていました。

人の少ない羽田空港(2020年5月上旬)
人の少ない羽田空港国際便ターミナル3(2020年5月上旬)

2階のショッピング&グルメエリアもほとんどのお店が閉店。

羽田空港2階(2020年5月上旬)
羽田空港ターミナル3の2階(2020年5月上旬)

セキュリティ・出国手続きを経て、搭乗ゲートまで歩いていく道にも人が少ない状態。

羽田空港ターミナル3搭乗ゲートまでのエリア

デルタ航空で本土シアトルまで

ここからは、今回利用したデルタ航空での体験をもとにお伝えします。

デルタ航空の搭乗ゲート前。搭乗時間までまだあったため、乗客全員は集まっていませんが、それでも通常よりかなり少なめです。デルタ航空が、乗客全員にマスク着用要請を出す数日前でしたが、ほとんど人がマスク着用しています。

マスクはP100のものを持って行きましたが、かなり息苦しくなるので、通常の黒マスクを2枚重ねて付けていました。

羽田空港のアメリカ本土シアトル行きデルタ航空搭乗ゲート

ジェル状のハンドサニタイザーも常にカバンにぶら下げた状態。今は、ハワイアン航空の場合、最大12オンスまで持ち込めます(ハワイアン航空新ルール導入の記事参照)。

バッグには常にハンドサニタイザー
バッグには常にハンドサニタイザー

これは、私がシアトル便に乗った直後に撮影したものです。まだ全員は乗ってませんが、やはりコロナウイルス・パンデミックでかなり乗客数は少なく、席に余裕があります。

アメリカ本土行きデルタ航空便機内
アメリカ本土行きデルタ航空便機内

昨日のハワイアン航空新ルール導入の記事にも書きましたが、現在、各航空会社はソーシャルディスタンスを実施。約70%の席数に制限しています。

コロナ渦での飛行機利用は本当に安全なのか

渡航する前にいろいろな記事を読みました。どこの席が良いのか、本当に飛行機に乗って大丈夫なのか、など。また、「フライトは感染のリスクが高い」と何回も友人に言われました。それは、空調が悪い、機内の空気はただ中を循環しているだけだ、という声もありました。

しかし調べてみると、デルタ航空の場合、病院の手術室で用いてられているような “High Efficiency Particulate Air Filters (HEPA) “高性能のエアフィルターを搭載しており、空気中のダスト、アレルギー源、バクテリア、ウイルスなどを99.99%除去します。そして2〜6分ごとに、フィルター処理された空気がキャビンに入ります。それを知って少し安心して、飛行機を予約したのを覚えています。

席は、人の動きが激しい通路側より、片方に壁のある窓際をおすすめします。私も窓際をリクエストしました。ちょうど中央の4席が全て空いているところがある、言われ、そこに変えてもらいました。

この日はかなりの余裕あり。そういう場合、もし乗ってから、隣の人と距離が近すぎる、と言う状況になった場合、フライトアテンダントに他の席が空いているどうか確認してみてください。実際、行きの大韓航空便はかなり人が多く隣り合っていたため、機内で聞いてみたら、「あります!」と言って途中で変えてもらうことができました。

こちらは、本土便の最初の食事。親子丼のようなものでした♫ 

デルタ航空アメリカ本土行き1回目の機内食
デルタ航空アメリカ本土行き1回目の機内食

乗り換え後ホノルルへ

こちらは、本土からホノルルへのデルタ航空便。こちらも乗客数はかなり少なめ。私が前もってリクエストした席は後部座席。各乗客とも、ソーシャルレジデンスが取れています。

アメリカ本土発ホノルル行きのデルタ航空便機内
アメリカ本土発ホノルル行きのデルタ航空便機内

途中で出てきたスナック。写真の左下に消毒ワイプが映っていますが、これは搭乗時にも席に置いてあります。各航空会社は念入りに機内の消毒を行っていますが、席につく前に念の為、席周辺を拭くことをおすすめします。

消毒ワイプは搭乗時にも席に置いてあります
消毒ワイプは搭乗時にも席に置いてあります

皆さんは直行便でハワイに来ると思うので、アメリカ本土での状況は省きます。

ホノルルに戻ってきました。

飛行機降りてからのプロセス

降機中。機外に出た瞬間、ジェットウェイ(登場ブリッジ)にソーシャルディスタンスを取るテープが貼られています。ジェットブリッジは、そのまま通常とは違うロビーに繋がります。

ソーシャルディスタンス
降機中のソーシャルディスタンス

そこでまず検温を行い、大丈夫ならばそのまま進み、衛生局などの局員などに連絡先を伝え、最後に14日間の隔離命令に従う、という文書にサインします。

以上で、今回のホノルル発着時の様子をお伝えしました。ただし、あくまでもこの情報は2020年5月上旬のもの。状況は刻一刻と変わりますので、最新のルールについては、各航空会社のウェブサイトをご覧ください。

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