本日は、東京・南麻布とニューヨークにお店がある「ヤマダ・チカラ」がホノルルにオープンしたと聞き、2週間ほど前に友人と食べてきましのたので、ご紹介します。
日本の皆さんは知っている方も多いと思いますが、和食とスペイン料理のフュージョン料理、特に「化学反応」を活用したお料理で有名です。オーナーの山田チカラ・シェフは、スペインのミシュラン三ツ星レストラン「エル・ブジ」(エル・ブリとも表記される)での経験を持ちます。ムース状にしたエスプーマ料理を日本に導入したのもこの山田チカラさんです。
メニューは3ヶ月毎に一新されます。南麻布店では6~8席ですがホノルル店は全部で60席。プライベートルームもあります。
では、今回食してきたのコース料理をご紹介します。本日おしのぎ、前菜とメイン、お食事、デザートは、いくつかの品目から選ぶ形になっています。
1コースの「本日おしのぎ」は「白米、ごま豆腐のお味噌汁、本日の向付け」です。向付は、牡蠣でした。
もう1つのオプション「キャビアご飯」(+$15)
2コース目の「カクテル」は「自家製オリーブとスイカのガスパッチョ」です。自家製オリーブは、潰したオリーブを塩化ナトリウムと混ぜ、アルギン酸ナトリウムに落とし込んだもの。食感が柔らかく、口の中で溶けます。「これぞ、山田チカラの化学反応料理!」と言った感じです。
3コース目の「前菜」2品。「トリュフのビシソワーズ」
2品目「トマトとボタンエビのカッペリーニ」
他の選択肢、「スパニッシュオムレツ」(+10)
「カニとウニのロワイヤル」(+10)
4コース目の「冷温前菜」は「キノア」。温度の違いを楽しむお料理です。
5コース目の「メイン」は「カジキ鮪の味噌幽庵」
他の選択肢「尾長鯛のウロコ揚げと梅のスープ」
6コース目「御食事」は「和風オムライス」
他の選択肢として「明太うどん」。明太子クリーム好きなローカルの友達は、食べながら唸ってました(笑)。
7コース目の「デザート」は「クレームブリュレとキャラメルアイス」
他の選択肢「焙じ茶ティラミスと焙じ茶アイス」
最後はお茶室でお茶で締めくくり。
山田チカラシェフの実家は静岡で、お茶のビジネスをしているため、お茶は実家から取り寄せています。
いかがでしたか?素晴らしいお料理の数々。すべて美味しかったこちらの7コースメニューは、お一人様$80(税・チップ別)。選択肢によっては追加料金もありますが、リーズナブルな値段です。今後上る可能性もありますが、味もサービスも大満足のディナーでした。
場所は、以前「幸の鳥」があった場所です。
Yamada Chikara(山田チカラ)
場所:512 Piikoi St. Honolulu, HI 96814
電話:(808) 592-8500
営業時間:5:30PM~10PM
公式サイト:www.yamadachikara-hnl.com/