日本ではあんまりフィリピン料理のお店を見かけないのですが、ハワイには数多し。初めてハワイに来て食べて、「こんなに美味しいの〜？」と感動したことを覚えています。
「日本人でフィリピン料理好きなの、珍しいね」と、よくローカルの友達に言われます。おそらく、日本人は見た目で結構入るので、苦手な人が多いのでは。以前も「プーコのハワイ生活」ブログや、このサイトにも数回書いてますが、実はフィリピン料理は日本人の口に合うんです。醤油と酢が多く使われているので、食べやすい。食べたことのない方は、一度食べてみてほしい。
さて今回は、ワイパフまで車を走らせ、フィリピン料理の王道「マックスズ」(Max’s) へ行ってきました。フィリピン系のローカル友達に聞くと、マックスズは美味しくて”fancy kine” 、いわゆる普通のフィリピン料理店よりちょっとおしゃれな感じのお店だと言います。ワイパフまで行かなくても、ホノルルのコスコ(Costco) 近くにあるんですが、ワイパフまで行ってみたくなり、ローカルのメディア友達と夫と一緒に行ってきました。
お店は、普通の”ファミリーレストラン”のような風貌。この日は土曜日のランチ時とあって、結構混み合っていました。実はマックスズは、本場フィリピン内をはじめ、カリフォルニアやネバダ州（ラスベガス）などのアメリカ本土、そしてカナダにまで展開する大型フィリピン料理のお店です。お店の自慢は、「フライドチキン」。ジョリービーなどのフィリピンのお店も、フライドチキンが美味しい。しかし今回はあえてチキンを選びませんでした。
メニューを見るとどれも美味しそうなものばかり。目移りしちゃいます。
まずはライスものから。「クラブミート・フライドライス」($10.50) には卵、人参、グリーンピース、クラブミートが入っており、味付けは甘醤油風味。薄味なので、他にたのんだアドボや炒め物に大変合います。
そしてフィリピン料理には欠かせない、絶対にオーダーする「ポークアドボ」($11.95)。タレに十分漬けた豚肉を、酢と醤油で煮込み、ガーリック、ベイリーフ、ペッパーコーンで味付けしたもの。トマトや玉ねぎと一緒に煮込むスタイルが多いですが、ここは野菜はサイドになっています。
ピナクベット($9.50) はベジタブルシチュー。シチューと言ってもスープではなく、豚肉、えび、シュリンプペーストと、かぼちゃ、グリーンビーンズ、オクラなどの野菜とあえたソテー。
こちらはホリデースペシャルの1つで「エンブティード」($10.95) というフィリピン式ミートローフ。蒸した豚肉に人参、レッド・ベルペッパー、セロリ、レーズンに、ソーセージとゆで卵が入ったもの。これがかなり美味しい。酢醤油につけていただきます。
4種類オーダーして約$45。そして一皿の量が多め。かなりお腹がいっぱいになりました。コスパ良し、です。
お店も清潔で、見た目もきれいに盛ってあるので、フィリピン料理が苦手な方、まだ食べたことがない方は、このお店からスタートするといいでしょう。しかし残念なのが、本来のフィリピン料理のお店なら必ずある「ギサンテス」（トマトベースのシチュー）や、「サリサリ」（スープ）がないんです。なので、通の人にはものたりないでしょうね
マックスズ・ワイパフ店(Max’s)
場所：94-300 Farrington Highway, Ste. F-1, Waipahu, HI 96797
電話：(808)676-1504
営業時間：月〜木曜日は11AM~9PM, 金・土曜日は11AM~10PM, 日曜日は9AM~9PM
公式サイト：maxschicken.com/maxsNA/Waipahu/
コスコ近くのディリングハム店はこちら：
場所：801 Dillingham Blvd. Suite 108, Honolulu, HI 96817
電話：(808)599-5033
営業時間：月〜日曜日は10:30AM~9PM
