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日本産卵、アメリカ輸出解禁でハワイでも簡単に食べられる日が近い!?

“生で食べられる”、安心・安全な卵をハワイへ

一般社団法人 日本養鶏協会(Japan Poultry Association/東京都中央区、会長:齋藤利明)は、ハワイにおいて、日本の農林水産物・食品の輸出を加速させることを目的に、日本が誇る“卵(TAMAGO)”の魅力発信と消費拡大を推進する食品業界関係者向けイベントを11月4日に開催。我々もメディアとして参加してきました。

日本産卵、アメリカ輸出解禁でハワイでも簡単に食べられる日が近い!?
日本産たまごのプレゼンテーション

~昨年10月、14年越しの交渉を経て米国への輸出が解禁~

2018年10月、日本農林水産省は米国政府との間で、生鮮殻付き鶏卵の輸出解禁について合意したことを発表しています。これは、ハワイでも“TKG”(卵かけ御飯)として人気の、日本ならではの食文化を広めると同時に、農林水産物・食品の輸出1兆円突破の政府目標の実現に向け弾みをつけるものとして期待されています。

日本産卵、アメリカ輸出解禁でハワイでも簡単に食べられる日が近い!?

この輸出条件には、産卵後36時間から米国に輸送されるまでの間、7.2度以下で冷蔵されることなどが輸出条件となっており、地理的に近く、日本からの旅行者や日本出身の居住者が多いハワイの日本食レストランやスーパーにその魅力を伝え、日本産生卵の認知を広げていく取り組みを行います。

日本鶏卵の2018年輸出額は15億2,900万円に達し、前年に比べ49.4%増加しています。これは、昨今日本を訪れる外国人観光客の増加に伴い、訪日の際に日本ならではの半熟が多い日本食(親子丼やラーメンの煮卵など)に触れ、自国でもまた食べたいと感じる人が増えているのではないかとの見解が出されています。

卵は世界中で生産が行われていますが、生や半熟で卵を食べられるようにするには厳しい衛生管理が必要で、これらの管理を可能とする国は、日本以外にはほぼないと言われています。

日本養鶏協会は、“日本の卵とは”との問いに対して、

  1. 生で食べられる卵であること
  2. 親となる全ての鶏がサルモネラ菌感染予防ワクチンを接種していること 
  3. GPセンター※注※における出荷前品質管理の徹底を基準としていること 
  4. これらにより安心・安全な卵を出荷できること

と回答しています。

※注※GPセンター(Grading&Packingの略)とは、生産農場で生まれた「たまご」を洗浄殺菌し、重量ごとにサイズ各付け(Grading)し、包装(Packing)する施設のこと

一般消費者向けのイベントとして、クイーンカピオラニホテルの “Deck” が毎週日曜日に開催するサンデーブランチ(QUEEN’S BRUNCH)に、期間限定で『TAMAGO』ステーションが登場します。

日本産卵、アメリカ輸出解禁でハワイでも簡単に食べられる日が近い!?
日本産たまご

会場の一角に登場する日本の卵を利用したエッグステーションは、サニーサイドアップ(目玉焼き)、スクランブルエッグやオムレツ(材料もお好み)をお客様のご要望に合わせてその場でシェフが料理するもので、サンデーブランチの通常料金内で提供されるお得なキャンペーンとなります。

日本が世界に誇る『TAMAGO』を試食できるこの貴重な機会を、是非お試しください。

一般向けサンデーブランチ

クイーンズ ブランチ ビュッフェ 『TAMAGO』ステーション 

会場: Deck  (150 Kapahulu Ave. Honolulu, HI 96815) クイーンカピオラニホテル3F

日時: 2019年11月10日(日)、11月17日(日)、11月24日(日)、12月1日(日) 合計4回を予定 ※営業時間 11:00AM ~ 3:00PM

料金:大人(13歳以上)$55.00(税サ別)  ~ 

お問い合わせ:Deck.予約担当者 TEL:808-707-9388 
E-Mail:deck.reservejpn@plandosee.com

クイーンカピオラニホテル
クイーンカピオラニホテル

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