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太平洋航空博物館パールハーバーでのオーストラリア戦闘機受領式

みなさん、真珠湾(パールハーバー)に行ったことがありますか? ハワイでは有名な観光スポットの一つになっていますが、みなさんもご存知の通り、歴史的な場所でもあります。本日、太平洋航空博物館にて大きなイベントがありました。

太平洋航空博物館パールハーバーは、オーストラリア空軍よりジェネラル・ダイナミクスF-111Cジェット機の寄贈を受け、本日ハワイ時間11月23日(土)午後4時より同館の格納庫79にて贈呈式を行いました。

このジェネラル・ダイナミクスF-111Cジェット(製造番号A8-130)は、1973年から2010年までオーストラリアの主要攻撃機として活躍。機首を地上に近づけながら標的を捜す特性から「ピッグ」の名で知られており、ベトナム戦争では米空軍と共に対地攻撃任務を、「砂漠の嵐」作戦では爆撃任務を遂行した戦闘機です。オーストラリア空軍から同館への直接寄贈は、F-111で共同任務を果たしたオーストラリアと米国との同盟関係を象徴しています。

胴体に記されているパイロットの名前は、オーストラリア空軍ジェフリー・ブラウンで、機体の外観は、1973年にジェネラル・ダイナミクス社からオーストラリア空軍に輸送された当時の塗装とマーキングが残されています。このF-111Cは、太平洋航空博物館パールハーバーの45機以上ある航空機コレクションに仲間入りしました。

本日のF-111の贈呈式には、スコット・デュワーオーストラリア総領事、ジェフリー・ブラウン空軍中将、ハーバート・“ホーク”・カーライル大将、太平洋航空博物館パールハーバー最高顧問のロナルド・ヘイズ元アメリカ太平洋軍最高司令官、クリント・チャーチル博物館理事会会長、ケネス・デホフ館長が参加しました。

太平洋航空博物館パールハーバーのF-111C戦闘爆撃機の贈呈式
オーストラリア空軍中将Geoffrey Brown 氏

館長のケネス・デホフは、「オーストラリア空軍よりF-111を寄贈いただいたことを、大変誇りにそして光栄に思っております。世界中から訪れる来館者にお楽しみ頂けるよう展示致します」と語っています。

太平洋航空博物館パールハーバー
開館時間:午前9時 ~ 午後5時
一般入館料:大人$20、子供(4~12歳)$10
格納庫37(本館)と格納庫79(第2展示場)の2つの格納庫への見学を含む
ガイド付き日本語「飛行士ツアー」:大人/子供ともに一人 $10 (入館料別)
日本人ガイドが2つの格納庫をご案内し、太平洋における航空界の歴史のエピソードと共に、第二次世界大戦および朝鮮戦争、ベトナ ム戦争、冷戦で実際に使われた航空機を紹介。
ツアー実施時間:午前10時 ~ 午後3時30分、所要時間:1時間 ~1時間半
ご予約/お問合せ (808) 441- 1000
https://www.PacificAviationMuseum.org/jp(ご予約フォーム)または ToursJapan@PacificAviationMuseum.org

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