本日、さわこさんからの声明が出ました。両者の話を掲載するのが正しいことだと思いますので、下の方に掲載します。こちらをクリックしてください。下にジャンプします。
我々POOHKO HAWAII は、ハワイの文化であるフラとハワイアンミュージックの業界を常にサポートしています。今回、知っている方もいらっしゃると思いますが、カネオヘのクムフラ「カプア・ダリレ-モエ」のハラウ「Halau Ka Liko Pua O Kalaniakea (ハラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアケア)」の名前を、その生徒が日本で商号(トレードネーム)登録申請をクムフラの許可無しで行ったことで、ハワイアンコミュニティでは大きな議論となっています。クムフラがフェイスブックに投稿した内容はこちらです:
とっても苦しい、悔しい気持ちがひしひしと伝わってきます。それに対し、彼女の家族や友達がみんなが彼女をサポートし、この生徒に対し、登録申請を取り消すように勧めています。
通常、クムフラが簡単にハラウの名前をあげることはあまりありません。今回の問題は、フラの世界にあるプロトコルを破り、クムフラの同意無しで登録したことにあります。これに対し、その生徒であるSawako Van Osdolさんは、「学校のために、他の第三者が登録する前にトレードネーム登録申請をした」と説明しています。
クムフラ「カプア・ダリレ-モエ」の生徒が勝手にハラウ名を日本で登録した件で、その理由を「学校のために他の第三者が登録する前にトレードネーム登録申請をした」と説明。Hula student behind halau naming controversy explains reasoning https://t.co/msw7CjrwBP #ハワイ #フラ #Kalaniakea
— プーコハワイ POOHKO HAWAII (@poohko_hawaii) December 15, 2017
実際、彼女は「学校を守るためであって、名前を盗もうとしたのではない」と言っていますが、10月上旬にクムフラのカプア・ダリレ-モエのハラウを辞め、10月下旬に登録申請したと登録事務所からクムフラへ連絡が来たといいます。もし、学校を守ることが目的だとしたら、ハラウを辞めずにもできたのでは。
私はフラは踊りませんが、夫の親戚に有名なクムフラがいます。フラとは、ただ単にダンスなのではなく、ストーリーテリング(story-telling) なんだと昔教えてもらいました。夫はこのクムフラから小さい時にカネカヒコを習いました。
http://gty.im/668039682
またローカルの友達の中にも、フラを自然に踊る人がたくさんいます。私が感じることは、ハワイのフラと日本のフラは違う。もちろん、ハワイのローカルは小さい頃からフラというものに触れているので、自然な感じで踊れるのだと思いますが。日本はどちらかというとビジネス。日本のフラをする方々がフラを愛するのはとっても素敵なことです。しかし、踊りのスキルだけを習って、マナがないのがよく感じられます。
4年前に、クムフラ・チンキー・マホエをインタビューした記事があります。動画で流しましたが、かなり長いので7つに区切っています。フラをする方、特に一番最後の7番目の動画を観てみてください。「もらうだけでなく、返すことも大事」です。
<更新 12月20日>
本日、Sawako Van Osdolさんと夫のビリーVから発表がありました。今回KITVが、本人たちの立場や意見などの確認をせず、一方的にクムフラ、カプア・ダリレ-モエの話のみを放送したことに対して訴えています。さらに、さわこさんたちの意見書の全体を放送せず、一部のみを放送したことに対しても意義を申し立てています。
夫のビリーVは、ナ・ホク・ハノハノ・アワードやその他多くのハワイアン・ミュージック&フライベントの司会をやってきています。だからハワイの文化や慣習についてはもちろん知っています。それなのにこんなことが起きるのか?とみんな不思議には思っていました。
お2人の声明はフェイスブックに掲載されていますので、読んでみてください。判断は皆さんに任せます。かなり長く、さらに英語ですので、Google Translate などを使ってください。
https://www.facebook.com/notes/william-van-osdol/statement-by-billy-v-sawako-yamasaki-van-osdol/587566178250816/