ハワイマノア大学キャンパスでユース・サッカー・キャンプ!

アロハ!プーコハワイのゲストライター、シノグ・ククイです!

世界中が熱狂した、FIFA World Cup Russia 2018 がありましたが、そこまで上り詰める選手たちのほとんどがクラブチーム出身でした。今回の男子枠では、アメリカは出場権がありませんでした。それについては、底辺が広いのに、先細り傾向で、強い選手が育ちにくいという理由があるようです。その点女子は、FIFAランキングで、アメリカは現在第1位です。もちろん、ユースのサッカー熱は高く、大学の推薦枠でメインランドに行く女子が男子に比べると抜群に多いです。

今回は、スポナビハワイさんのご協力で日本からハワイのユース・サッカー・キャンプに参加した子供たちとそのご両親にお話を伺うことができました。さらに、キャンプをコーデイネートしている、アメリカの大学の大学リーグNCAA の1部に属しているハワイ大学マノア校の女子サッカーチームの現役コーチ、Mark Fournier は、次のように分析しています。

「今年は、いつになく参加者が多く、5歳から14歳までの男女合わせて120人以上の参加者が集まったよ。例年と違って、兄弟参加の場合の割引をしたのが人数が多くなった理由の一つではないかな。」

 

ハワイでは、子供たちを対象に、様々なサマーキャンプが行われます。ハワイ在住の子供たちはもちろんのこと、最近では、「プチ留学」の意味もかねて、日本から子供向けのキャンプに参加させる親御さんも増えているようです。無理なく体を動かしながら生きた英語に触れるということが、すごくいいのですよ。私自身も体操を教えながら英会話を勉強した、と言っても過言ではありません。

 

今回、お話を聞いた方たちは、「アメリカのローカルの子供たちと一緒に交じって大好きなサッカーができることは、大きな収穫だ」、と言っています。ハワイに来られるリピーターの親子連れの中には、同じく、異文化の中で得るものが大きい!と感じているのではないかなと思います。

日本から参加のユウゴ君(10歳)とトウマ君(7歳)は、兄弟で参加。日本でもサッカーを始めて6年ほどの経験者。基本のパス練習はつまらないけど、ドリブルや、変型鬼ごっこそしてミニゲームになると楽しいそうだ。子供は正直だ!

ユウゴ君(10歳)とトウマ君(7歳)

 

ご両親のケイイチロウさんとミワさん

「スポナビハワイさんを通して申し込みましたが、ローカルの子供たちばかりのキャンプとは知りませんでしたので、来てみてびっくりしました。でも、逆に、日本語が通じないローカル主体の中で子供たちが楽しむところが大きな収穫だと思います。指導してくれるコーチたちも、現役の大学生なので、一緒に走ってプレイしてくれるのはすごくいいですね。」

 

ネイマールや、C・ロナウドが大好きな選手だという11歳のハル君は、日本でもサッカー少年で、川崎フロンターレのチームに所属して毎日のようにサッカーしているそうだ。何度もハワイの地元サッカークラブのサッカーキャンプが気に入ってハワイ通いをしました。

11歳のハル君

 

「ハワイのプレイヤーは体も大きくて、視野が広く軸足が強いんだ。このキャンプでは、僕よりも年上の人と練習ができるから、そういう人の良いところを盗むチャンスがあるところがうれしい。」

と、しっかりした受け答えで、将来を感じさせる少年でした。

 

お父さんの吉村タイさん

「ハワイの良い意味でゆる~い感じで迎えてくれるところが気に入っています。次の年に戻ってくると、よ!去年も来たよね!って感じで声をかけてくれるところもいいですよね。自然とロコの子供たちと交流ができるところが、キャンプの良いところです。それから、マノア大学のフィールドの環境は、最高ですね」

 

 

今年の申込みはこちら(スポナビハワイ)からでした。来年もし参加してみたい、という方はぜひサイトを参考にしてください。

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