フレンチ-ジャパニーズ料理のMugenがワイキキにオープン

poohko hawaii

2019年12月19日

ロイ・ヤマグチの甥ジェイソン・ヤマグチのお店

フレンチ-ジャパニーズ料理のMugenがワイキキにオープン

ワイキキのリニューアルしたホテル「エスパシオ」(Espacio) 内に、新しいフレンチ・ジャパニーズ・レストランの “Mugen” ( 無限）が2019年9月にオープンしました。

エスパシオのホテルのお部屋については、IGTVをご覧ください。

Mugen はシェフのジェイソン・ヤマグチの発案によるもので、500ボトルワインコレクション、珍しい日本のウイスキー、プレミアムスピリットなど、そしてハワイおよび世界各国の食材を使ったユニークな料理を楽しめます。

Mugenではワインペアリングで、アラカルトとテイスティングの両方のメニューを提供しています。新鮮な季節の食材を使った試食メニューは、$120〜150。現在、テイスティングメニューをご紹介します。

ジェイソンは、あのロイ・ヤマグチの甥っ子さん。もともとはマウイ島出身。フランス人の母親と日本人の父親に間に生まれ、小さい頃から両文化の料理に親しんできました。有名セレブシェフのマイケル・ミナ、Joachim Splichalの間で経験を積み、また、カリフォルニアのロイズでもシェフ経験を持ちます。

では、ディナーで出されたものをご紹介します。

ササニアン・オセトラ・キャヴィア：モチ・ブリニ、バニラ・ビーン・パンナ・コッタ、キュア・ヨーク）

レッドシー・クラブ：ゆずこうしょう、枝豆

ヘアルームビート：XOプラム、パープルヘイズゴートチーズ、ファインハーブ

タリアテッレ：コナロブスター、コントエスプマ、ノリダスト

カンテロープシャーベット：紫蘇油。シソとカンテロープメロンのシャーベットです。

マカナラニ・ラム：スパイス入りパニッセ、ハックルベリー、パースニップ、脱水ウメ

ミルク＆ハニー：ハニーコームフェンネルサトウキビ。

ジェイソン・ヤマグチシェフとリー・カミムラ・レストラン・マネージャーは、ドリンク・プログラムを慎重にキュレーションしました。ハワイの他のレストランでは見られない日本のウイスキーをはじめ、貴重な飲み物で構成され、アメリカ大陸の珍しいスピリッツには、アップルトンエステートの50歳のラム酒、スペインのシェリーウッド樽で5年間熟成したClase Azul Ultra Tequilaがあります。ワインコレクションは、1975年と1976年のドンペリニヨン、珍しい3.0L 2009シャトームートンロスチャイルドポイヤックで、愛好家を驚かせ、喜ばせます。

高級ワインとスピリットに加えて、マウイラベンダー風味の「パープルヘイズ」と呼ばれるKona Brewery Co.が作成したMugenオリジナルクラフトビールなど、傑出したクラフトビールとカクテルを提供しています。さらに常陸野ネスト、銀河高原、カグアルージュなども用意しています。また、オールドファッションやマンハッタンなど、遊び心のある工夫をした手作りのカクテルも楽しめます。

2020年1月から、軽食と午後のカクテルサービスがスタートします。

更に、地元のジャーナリストと一緒にランチも食べてきました。

「エフ・ポアソン・クリュ」($17)：エフはレッドスナッパーの意味。シクワサに漬け込んだエフ、焦げたパイナップルの出汁、きゅうりの漬物。ヤングココナッツ。

「ロブスタージェム」($23)：ポーチド・コナロブスター、サラノバ・バターレタス、ブラッドオレンジ、エアールーム・ベビートマト。紫蘇味噌ビネグレット。

「パープル・ブリュッセル」($14)：枝豆クーリス、黒にんにく、カリカリ西洋ネギ、海苔クリスプ。

こちらは、ラム肉を使ったパスタ。私はラムが苦手なので、食べれないかも、とシェフに伝えました。とにかく特有の味や匂いが苦手です。一味食べるとすぐにわかります。そしてこちらのパスタを一口食べてみました。なんと、全部食べきりました！それはまったくラムのあの味がしないからです。ビーフか他の肉かと思うほど。上手に処理されていました！ラムが得意でない方にもおすすめです。