「ヒロシ・ユーラシアン・タパス」新懐石メニューのご紹介

みなさん、ダウンタウンにある「ヒロシ・ユーラシアン・タパス」で食事をしたことはありますか? ここは、日本人観光客よりもローカルに人気のあるレストランで、サンセイ・シーフードレストランやd.k.ステーキハウスなどの『DKレストラングループ』が経営するお店の1つです。ヒロシの特徴は、ハワイで最初にマスターソムリエの資格を取得したチャック・フルヤが、ワインをセレクションに当たっているところにあります。

名前の通り、タパスタイルなので小皿料理がメインのお店。ワインを飲みながらいただくお料理の量は、日本人にとってはちょうど良いかもしれません。またヒロシは和食にイタリアン、フレンチ、パシフィックリムをアレンジした”多国籍創作料理”。新鮮な魚介類を使用した料理は味が濃すぎず、日本人の口にとっても合うお料理です。

エグゼクティブシェフはジョン・イハ氏。今回、新しい懐石メニューをスタートしました。そのお料理をハワイ・ソーシャルメディア・インフルエンサーの1人「メリッサ・チャン」(Melissa Chang)と一緒に食べてきましたのでご紹介します。

「ジョン・イハ」シェフとメリッサ

まずは「カウアイ甘エビ」。ゆずのパンナコッタ、ハウウラ・トマトのひきじだし汁、刻みワサビ、ビッグアイランドジンジャー、しそ、ククイナッツ入りという贅沢な一品から始まります。デリケートな味付けで、だし汁まですべて残さずに食べてしまいました。甘エビもプリプリです。

カウアイ甘エビ

こちらは、「フォアグラのライスコロッケ」。シンサトポーク、カフクコーン、サフラン・カレーブレイズドセロリ、ガランガル・レモングラス・バターソース、タラゴンエアー。盛りつけも味も素晴らしい。通常フォアグラが濃厚で胃がもたれたりするのですが、こちらはあっさりと仕上がっています。

フォアグラ・アランチーニ(ライスコロッケ)

1番のお気に入りは「オイオ・フィッシュケーキの天ぷら茶漬け」。参りました、絶品です。さらにお魚のオイオはその日の朝、シェフが釣って来たばっかりのもの。イクラ、蒲焼きソース、三つ葉が乗っており、小皿と言わずに大皿でほしくなる一品でした。これは皆さん気に入ると思います。

シェフの釣ったオイオ・フィッシュケーキ天ぷら茶漬け

デザートには、「ココナッツクリームケーキ」。ジャボティカバ(ブラジルのフルーツで、ブルーベリーとグレープの中間の味)ジェリー、クランチー・トフィーフレーク、トーストココナッツ、ストロベリー小豆アイスクリーム添え。甘過ぎず、それでいて濃厚。イチゴと小豆のアイスも絶妙な味。

ココナッツクリームケーキ

全部で9品出されました。「あれ、ちょっと?」と疑問に思うものは一品もなし。すべてが”当たり”のお店も珍しい。場所はダウンタウンに入る前のウォーターフロントプラザ(旧レストランロー)。滞在中に美味しいワインと料理を楽しみたい方におすすめのお店です

ヒロシ・ユーラシアン・タパス
場所:500 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI(ウォーターフロントプラザ)
電話:(808) 533-4476
営業時間:毎日5:30PM~9:30PM
公式サイト:www.hiroshihawaii.com

ヒロシ・ユーラシアン・タパス
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