最高の料理を最高のレストランで「シェフ・マブロ」

シェフ・マブロ

ホノルルにはいくつか高級レストランがありますが、やはりここはローカルに根強い人気を誇ります -「シェフ・マブロ」-。フランス料理と考えがちですが、オーナーの奥様ドナさんは”コンテンポラリー・ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ”と説明されました。シェフ・マブロ(本名はGeorge Mavrothalassitis, ジョージ・マブロサラシティス)はフランス、プロヴァンスの港町マルセイユ出身。小さい頃から魚介類に親しんで来て、またマルセイユのグルメレストランでの経験を生かし、シェフの料理にはたくさんのシーフードが使われています。

シェフ・マブロと

シェフ・マブロは、”ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ”を確立させたシェフの一人です。また、雑誌”Wine Spectator”ではアメリカで最も重要なフランス人シェフ11人のうちの1人と認識されています。
さらにアメリカ自動車協会(AAA)から5ダイアモンドを6年間連続で受賞しており、Gayotの”アメリカのレストラン・トップ40”に入っているハワイで唯一のレストランです。また、Fodorガイドブックのエディターが選んだ”世界のレストラン・トップ10”と”アメリカのシーフードレストラン・トップ10”にも選ばれるという、とにかく数々のすばらしい賞を受賞しているレストランであります。

シェフ・マブロが受賞した数々の賞
家庭画報にも掲載されたことのある「シェフ・マブロ」

なぜこれだけの賞を取れるかと言うと、そのおいしい料理というだけでなく、優れたサービスにも定評があるからです。シェフ・マブロはお客さんごとにパーソナライズされたサービスを提供。ベジタリアン、グルテンフリー、食品アレルギーの有無など、個人のリクエストに応えるためメニューは大変フレキシブルに対応します。
また、キッチンのクローズ時間が決まっていません。すなわち、最後のお客さんが食事し終えるまでキッチンを閉めないのです。そのため、お客さんもゆっくりリラックスして食事できます。最高級のレストランならではですよね。

さらにこだわりがあるのがインテリア。ハワイの有名インテリアデザイナー「マリー・フィルポッツ」が内装を手がけました。壁にはローカルアーチストの絵が飾られています。

シェフ・マブロ

普段はカップルやビジネス客で賑わうシェフ・マブロですが、今回2品ほどテイスティングさせていただきました。まずこちらは、「ハワイ島産アワビのコンフィ、ライムの絞り汁、カウアイ島ハナペペ産海塩、きゅうりのミント漬け、アーモンドミルクを使ったタラモサラタムース(ギリシャ風魚卵ペーストムース)、自家製ピタ(中東風パン)」。アワビはコリコリして歯ごたえあり。そしてタラモサラタムースが大変おいしく、アワビを引き立て、ピタはムースに大変合います。

アワビ, タラモサラタムース

もう1つはラム料理で「セップ茸(ポルチーニ)をあしらえたコロラド産仔羊ロース肉 茄子、絹さやのジュリエンヌ、彩りオリーブのタプナード、サリエット(ハーブ)風味のジュ(肉汁ソース)」。日本人はラム料理が苦手な人が多いですが、まったく臭みはなく口に入れるととろけるほど柔らかい仕上がり。右上の春巻きのようなものは、茄子ビューレが中に入っており、大変おいしい一品です。お肉と一緒にオリーブのタプナードをいただきましょう。

ラム・タプナード

すべてが上品な味。ワインを飲みながら、おいしい料理を味わうには最高のレストランです。
日本語のメニューもあります。それぞれの料理に合うワインも書かれています。

通常メニューの他に、ベジタリアン用メニュー、そしてテイスティングメニューもあります($175/人)。(料金は2013年8月現在)

シェフ・マブロ
場所:1969 S King St, Honolulu, HI
電話:(808)944-4714
営業時間:火〜日曜日の6PM~閉店まで。毎週月曜日、独立記念日、感謝祭はお休み
ドレスコード:カジュアルドレッシー(男性は襟付きシャツ、つま先を隠す靴)
駐車場あり
*予約をお勧めしますが、無しでも歓迎します
*お子様は5才以上より

公式サイト:www.chefmavro.com/

シェフ・マブロ
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