美味しいファインダイニングを、それほどかしこまらずに食べたい、と思っている方へ。すでに行ったことがある方も多いと思いますが、ワイキキの中心のホテル「ウェスティン・モアナ・サーフライダー」にあるステーキのお店「ビーチハウス」をおすすめします。
こちらは、モアナ・サーフライダーのシェフ・デ・キュイジーヌ「デービッド・ルケラ」シェフ。地元ハワイの出身で、カメハメハスクール卒。その後KCCカリナリースクールを経て、数々の名門レストランでの経験を積み、ホノルルのビンテージケーブでもスーシェフを務めました。
ビーチハウスで出されるビーフはUSDAプライムビーフ。最高級のお肉です。ビーチハウスはステーキがメイン。しかしシーフードも美味しいんです。みなさんはビーチハウスでいつも何をオーダーしていますか？ロコモコですか？一番、無難なチョイスであることは確か。今回、我々はメインにシーフードとラム肉を頼んでみました。
それではアペタイザーとドリンクからご紹介します。こちらは「ビーチハウス・ポケボウル」($17)。ローカルアヒ、カムエラきゅうり、レッドオニオン、オゴ、ライス、膨化米で作られています。ソースにコクがあり、ビールによく合います。
さらに3つのアペタイザーをいただきました。プリプリのホタテ(scallop) は食感が良く、下のコーンクリームをつけて召し上がってください。アスパラガスの天ぷらは、下に引いてあるパルメザンチーズとソースとの組み合わせがGOOD! 天ぷらは見た目ほどヘビーではありません。またクラブケーキは、中に蟹足がみっしりと詰まった贅沢品です。
ドリンクは、左がブルーハワイ、右がラベンダーチチです。両方共アルコールがきつくなく飲みやすい。ラベンダーチチは、ラベンダーとココナッツの味がほのかで美味しいですよ〜。
そしてこちらは、お魚料理”キャッチ・オブ・ザ・モーメント”($41) で、この日は「エフ」でした。エフはスナッパー、つまり鯛の一種です。盛り付けはルアウ料理に見られるバナナリーフを敷いており、魚のすぐ下には白菜もあります。味付けはいたってシンプルで濃くなく、さっぱり仕立て。またお魚はドライでなく、しっとりと仕上がっています。こちらは日本の方にぜひおすすめしたい一品。
さらに2品。みなさんが良くオーダーする「ロコモコ」と、もう1つは夏のスペシャルメニュー「BBQデンバー・ラム・リブ」($39)。ロコモコのライスは、骨髄液を混ぜたものですが、それほどまったりしていないので食べやすいです。ロコモコはじっくり焼き上げてクリスピーに。パテは肉厚で食べ応え十分。グレービーは日本っぽいデミグラではなく、アメリカ人の好きな酸味のあるソース。酸っぱさが肉のヘビーさを軽減してくれます。これはやはりおすすめの一品。
さらに今回は羊肉もオーダー。日本人はラム肉はあまり食べる習慣がないので、苦手な人も多いはず。ビーチハウスでは通常のラック・オブ・ラムと、夏のスペシャルメニュー、「BBQデンバー・ラムリブ」を用意。バーベキュー・コニャックソースがあるため、臭みはそれほど感じませんでした。もともと羊肉は世界でもっとも食べられているお肉。また他の肉と比べてヘルシーです。今回のBBQデンバー・ラムリブには、骨髄液も一緒についてきます。一般には美味しくてヘルシーとされているもの。多少クセがありますが、免疫向上、消化促進、傷の修復、がん抑制、そしてコラーゲンがあるため美肌にもいいと言われているので、食べておくといいですよ〜♫
最後にデザートの「ベリー・コブラー」($10)。ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリー、バニラビーン・ジェラートのスイーツ。ベリーをカベルネ・ソーヴィニヨンに浸してコブラーにしたもので、それほど甘くなく、ベリー系好きにはおすすめ。夏のスペシャルメニューです。
いかがでしたか？今回は、モアナサーフライダーのビーチハウスをご紹介しました。お店は店内席とテラス席がありますが、下のようなサンセットを見ながらのディナーはまた格別。ぜひテラス席をおすすめします。予約するときにテラス席をリクエストしてみてください。確約にはなりませんが、ビーチが見れる席だったらラッキーですよね。
メイン料理で通常ロコモコをメインで頼んでいる方、たまにはラム肉やシーフード料理、ステーキも食べてみませんか？
ビーチハウス・アット・モアナ
場所：2365 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815（モアナサーフライダー内）
電話：予約はダイニング・リザベーション(808)921-4600で承ります
営業時間：毎日5:30PM~9PM
公式サイト：www.beachhousewaikiki.com/
