第45回ウクレレフェスティバル・ハワイは2015年7月19日(日)

 

今年の「ウクレレ・フェスティバル」は、7月19日(日)の午前10時30分~午後5時まで、ワイキキのカピオラニ公園バンドスタンドにて開催されます。ハワイ最大手の自動車ディーラー、トニー・オートプレックス及びパシフィック・インターナショナル・リアルティーがスポンサーするこの無料イベントは、回を重ねるごとに規模が大きくなり、近年はアメリカ本土や日本だけでなく、タイや韓国、台湾などアジア各地やオーストラリア、ヨーロッパなど、世界中からウクレレ愛好者が集まるフェスティバルとなっています。

今年で45回目を迎えるウクレレフェスティバル・ハワイ、今年のステージには大人気のウクレレ奏者ジェイク・シマブクロやハワイアンミュージック界の大御所ウィリーKをはじめ、ウクレレの神様と呼ばれるオータサン、その歌唱力で知られるポーラ・フンガ、癒しのウクレレ奏者ハーブ・オオタ・ジュニア、ウクレレ少年エイデン・ジェイムス、片腕のウクレレ奏者ニック・アコスタ、そしてロイ・サクマの生徒たち700人から成るウクレレバンド等が出演。また、アロハ大使として親しまれるダニー・カレイキニが、44年連続でウクレレフェスティバルの司会を勤めます。

 

今回は、10年以上前にイスラエルのミュージシャン、ポール・ムーアによって結成された楽団『ウクレレ・フォー・ピース』がハワイで初めて演奏します。この楽団では、アラブとユダヤの若者たちが一緒に音楽を奏でることによってバリアを取り除くことに成功してきています。他にもアロハ・ピッキング・オハナやサンセット・ストラマーズ(カリフォルニア)、リングレイ・ウクレレアンサンブル(カナダ)、ジョントン(イタリア)、フラレ・パッド、日本ウクレレ協会、ヤマハ・ウクレレ音楽教室、コロヘ稲村&マット小林(日本)、コリア・ウクレレオーケストラ(韓国)、ジョニー・チャン(台湾)、シント・ナムチョク(タイ)など、世界各地からウクレレ奏者が集合します。

1971年に第一回ウクレレフェスティバルを立ち上げたロイ・サクマは、この一大イベントについて次のように語ります。

「45年という記念すべき年を迎えたウクレレフェスティバルは、年々パワフルに進化しています。今年もすばらしいミュージシャンたちが出演者リストに名を連ねていますが、特筆したいのは、遠くイスラエルから参加してくれる“ウクレレ・フォー・ピース”です。対立するユダヤ系とアラブ系の子供たちが、平和と喜びと幸福な社会のために一緒にウクレレを弾くという、まさに国境を越えたウクレレの力を証明してくれるグループなのです」

ロイ・サクマ

当日、カピオラニ・コミュニティカレッジの無料駐車場を利用すれば、会場まで無料のエアコン付きシャトルバスの送迎サービスが利用可能。食べ物のテント近くには、もっとウクレレ演奏を楽しみたい奏者たちのために第2ステージが設置されます。会場ではウクレレの展示や食べ物の屋台、ウクレレが当たる抽選会のほか、ウクレレフェスティバルの記念Tシャツなども販売されます。

ウクレレフェスティバル・ハワイのその他のイベントとして、7月17日(金)にはアラモアナホテルのハイビスカスルームにて午後5時30分よりガラパーティーが開催されます。また7月18日(土)には、ロイとキャシー・サクマによる1時間の無料ウクレレ・ワークショップが午前10時からアラモアナホテルにて開催されます。

 

ウクレレフェスティバル
日時:7月19日(日)の午前10時30分~午後5時
場所:カピオラニ公園, 2805 Monsarrat Ave, Honolulu, HI 96815

 

 

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