今年のプリンス・ロット・フラフェスティバルは2日間!

ハワイで歴史的に有名な最大のフラ・コンペティッション「メリーモナーク」が毎年開催されていますが、それとは別に、もう1つ大きなフライベントが毎年7月にオアフ島で行われています。それは「プリンス・ロット・フラフェスティバル」です。

1978年に始まり、今年で38回目を迎えるこのフライベントは、毎年モアナルアガーデンで開催され、”非競技式”のフラフェスティバルとしては最大規模のフライベントです。

モアナルアはかつて、クムフラたちがフラを教える場所でした。しかしアメリカに土地を奪われてからは、一時モアナルアでフラを踊るのが禁止されていました。このモアナルアの地で復活させたロット・カプアイワ王子を称え、毎年開催されているもので、大変貴重なイベントです。またここには、日本人に馴染みの深い日立製作所のCM「この木なんの木」で知られるモンキーポッド「日立の木」もあります。

モアナルアガーデン

 

今年は「モアナルア、へ・ワヒ・パナ…聖地モアナルア」と題して、2日間に延長し、2015 年 7 月 18 日(土)の午前 9 時から午後 4 時と、翌 19 日(日)の午前 10 時から午後 3 時まで開催されます。

2015 年のプリンス・ロット・フラフェスティバルは、 名だたるハラウフラ(フラ団体)がラインナップし、カヒコと呼ばれる古典フラや、アウアナと呼ばれるモダンフラのパフォーマンスを次々と繰り広げます。出演者は、現在ハワイにわずかしか遺されていない、パフラと呼ばれるマウンドの上で踊りを披露します。

当日は、ハワイのローカルフードや軽食を終日販売するほか、限定版のTシャツやお土産用のバッチも販売。その売り上げは大会開催の費用に充てる計画です。

入場料は無料ですが、かわりにバッチをご購入頂くというかたちで、MGFへの寄付を募り、それを大会開催の基金に充当します。

ハワイ在住者はもちろんのこと、観光客の方々も、大歓迎。ビーチチェアやビーチマットなどをご持参のうえ、モアナルアガーデンに心地のよい木陰を作っているモンキーポッドの下で、数々の催しやローカルフードをお楽しみ頂けます。

当フラフェスティバルには、ハワイ観光庁(Hawaii Tourism Authority)をはじめ、ハワイ州文化芸術財団(State Foundation on Culture and the Arts)、ハワイ関連業務局(Office of Hawaiian Affairs) 、ハワイアン電力、ホノルル市、米国芸術基金(National Endowment for the Arts) 、ハワイアン航空、サーブコ&RM トウィル基金(Servco and RM Towill Foundations)、パシャ・ハワイ、マトソン・ナビゲーション、ファースト ・ ハワイアン銀行、 ハワイ観光局 (Hawaii Visitors and Convention Bureau)、オアフ観光局(Oahu Visitors Bureau)、ザ・ホノルル・スター・アドバタイザー、ミッドウィーク、オレロ・コミュニティー・メディア他、数多くの企業や団体がスポンサーとして参加しています。

のちにカメハメハ5世として王に君臨したロット王子の名前を冠して、1978 年、MGFにより創始されたプリンス・ロット・フラフェスティバルは、毎年、ハワイ内外 1 万 3 千名にも及ぶ来場者を迎え、好評を博しています。モアナルアの地でフラを復活させたことで名高いロット王子がとくに好んだレクリエーションスポットといわれるのが、このモアナルアでもありました。その王子の夏の別荘が、今もモアナルアガーデンの敷地内に遺されています。

 

プリンス・ロット・フラフェスティバル
日時:7月18日(土) 9AM~4PM,  19日(日)10AM~3PM
場所:2850 Moanalua Road A, Honolulu, HI(モアナルアガーデン)バス3番
入場料:無料
(多少の寄付金を払うといいでしょう)
公式サイト:www.moanaluagardensfoundation.org

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