ハワイ地産の素材をふんだんに使ったヘルシー料理の「グーフィーカフェ＆ダイン」
ワイキキ西側、ヒルトンの近くに昨年12月に新しくオープンしたレストラン「グーフィーカフェ&ダイン」。サーフィンスポット”カイザーボールズ”にも近いという立地からも、お店のテーマは”サーファーズ・カフェ”。店内はサーフボードが飾られ、海をイメージした雰囲気。壁はウッド調、そして天井が高くて風通しが良く、オープンエアで開放感があり、サンセットの少し前から早ディナーを食べるのにベストスポットです。
グーフィーカフェの”グーフィー”とは？ サーフィンをやっている方ならすぐにわかると思いますが、サーフボードに乗っているときに、右足を前に出した乗り方をすることを”グーフィーフット”(goofy foot)と言います。そう言われれば、なるほどな、と思うのですが、ローカルのサーフィンをやらない人や、アメリカ本土の人に言わせれば、「一体なんでこんな名前にしたんだろう？」と思ってしまうようです。”goofy”とは「おっちょこちょいな」とか「とんまな」という意味だからです。
オーナーは、ワイキキ中心に、そして日本にもある「アロハテーブル」のオーナーが経営しています。そしてシェフは、プチガーリックやアロハテーブルでも有名なケイゴ・シェフ。彼の料理の腕はセンスがあり、プチガーリックの頃からおいしい料理を食べさせていただいています。
いろいろな朝食、ランチ、ディナーの3サイクル。朝食メニューは終日オーダー可能です。グーフィーカフェ＆ダインのテーマは、”Eat Local“。”ハワイ産”にこだわりを持ち、メニューにある料理は、新鮮なハワイ地産の野菜やお肉、フルーツをふんだんに使用。材料費用が通常よりも高く付きますが、地元の農家を支援。オーガーニックでヘルシーな料理を安心して食べられます。
まずはドリンク。グリーン・ベジジュース（今日の野菜ジュース）とアサイジュース。ベジタブルジュースは、ケールやほうれん草、チアシード、ビッグアイランドのハニーを初めとした材料で作られており、大変濃厚。これだけでもお腹がいっぱいになります。便秘がちな人には向いているでしょう。アサイジュースは大変リフレッシングな一品。私が一番おすすめのドリンクです。
ディナー時のタパ（小皿料理）、パスタ、メイン料理、そしてデザートをご紹介します。こちらは、ビッグアイランド産牛肉を使ったロコモコ。大変おいしいの、一言です。肉は大変ジューシーで、グレービーにはデミグラソースをミックスしたお店の特製ソース。どちらかというと、グレービーソースがハワイ本来のロコモコではなく、アレンジしてあるので、ジャパニーズスタイルのロコモコと言った方がいいかもしれません。卵は地元のカレイエッグ。ライスは白米か玄米を選べます。
ケールをこのように料理できるとは、知りませんでした。私は通常、ガーリックとオリーブオイルでさっと炒めるといったことしかできないのですが、ごま油と白ごまで韓国料理風のナムルに仕上げました。ビール合う一品です。
そしてこちらがテーブルに届いたときはビックリしました。なんとまあ、ゴージャス！ビッグアイランドにあるクラナ牧場産リブアイステーキに、クリスピーなマウイオニオンリング、そしてモロカイ・スイートポテト。お肉は柔らかく、そしてこのスイートポテトが大変まろやかで、軽い。これは病み付きになりますよ〜。おすすめのメイン料理です。
そして究極のデザート、「ビッグアイランド・ハニーフレンチトースト」です。こちらもかなりのハワイ産素材を使った一品。ダークチョコレートは、カイルアにあるマノア・チョコレートを使用。フレンチトーストもカレイエッグ、ビッグアイランドのハニーをふんだんに使っています。左側の白いものは最初バニラアイスかと思ったのですが、高価なバニラビーンを使ったバニラクリームです。ダークチョコレートの少し苦みのある味が、ハニーフレンチトーストを甘過ぎない味わいになっています。
まだまだたくさんの料理があります。ギャラリーにまとめていますので、ご覧ください。ジンジャー・ポークチョップは、ショウガが苦手な人は避けた方が良い一品。ショウガの味がかなり強いです。
グーフィーカフェ&ダイン
場所：1831 Ala Moana Blvd., Suite 201 Honolulu, HI（ヒルトン前）
電話：(808)943-0077
営業時間：朝食は7AM~11AM, ランチ＆カフェは11AM~4PM, ディナーは4PM~11PM
公式サイト：www.goofy-honolulu.com
